11月23日腰細浦海岸の清掃&自然観察 結果
11月23日(土)に腰細浦海岸の清掃&自然観察を行いました。
子供も参加できる海岸清掃も15回目です。
当日はやや寒いものの風もなく、参加者はみんな、順調に集まりました。
受付でチラシと飴を受け取って、少しずつ車で腰細浦へ出発。
10時に全員が海岸に到着しました。
テント前で注意事項を聞き、ゴミ袋と火はさみなどを持って海岸に散らばってゴミ拾いです。
曇り空が晴れて太陽も出てきました。
60人以上が広い海岸に散らばると、点々と人が見える状態です。
大きな波が運んできた漂着ゴミは、波打ち際の線に沿ってあるので、集める人の列ができます。
大きなフロート(カキ筏の浮き)のゴミは、最近のものでしょう。
フロートがだんだん小さくなったカケラ、養殖に使うパイプのゴミも、よく見るとあちこちにあります。
11時に休憩、飲み物と甘いもので一息。もみじ饅頭の差し入れもいただきました。
英気を養ってからもうひと頑張り。
集めたゴミの分類と、重さを測って集計して発表されました。
珍しいゴミや、カキ養殖でのパイプの使い方も説明してもらいました。
集めたゴミを前にして、みんなで記念撮影。
集めたゴミを集積場へ運んでから、磯の生物の観察会と、植物の観察会に分かれました。
満潮になると海の中になる岩場には、カニや貝類などの生き物が住んでいます。
植物は、浜に生えるハマゴウや、鹿に食べられないイワタイゲキ、カンコノキなど、宮島の浜で育つ植物が生えています。
草丈が低いうちはトゲを出してシカに食べられないようにして、背が高くなると葉っぱも大きくなる賢い木もありました。
12時40分に観察会は終了、また車に分散して桟橋前に帰り、お弁当とお茶を受け取って解散になりました。
参加者53人(うち12歳未満18人)、スタッフ12人、
車13台でした。
2024年11月23日(土)腰細浦海岸漂着ゴミの回収量
A:①カキ養殖の発泡スチロール(大) 17個 41.9㎏
(小) 8袋 5.2㎏
計 47.1㎏
B:カキ養殖パイプ 6袋 41.3㎏
C:缶 1袋 2.6㎏
D:ビン 1袋 7.0㎏
E:ペットボトル 4袋 5.6㎏
F:その他 11袋 63.7㎏
普通車タイヤ 1本 11.0㎏
合計回収量 31袋+ 17個 1本 178.3㎏