腰細浦海岸の清掃&自然観察会 結果

2023年6月10日(土)「宮島クリーン作戦 12 腰細浦海岸清掃」を実施しました。

エフピコ環境基金の助成をうけた清掃活動 第12弾です。

宮島の南側にある腰細浦海岸は、道路で行ける最後の浜です。

参加者37人とスタッフ13人が、車に分乗して30分
10時には全員が会場に到着できました。

説明と注意事項を聞いてから、作業開始。

230610清掃・集合説明

天候は曇りでしたが、時々、太陽がのぞく日で、作業をしていると、汗をかきます。

休憩の飲み物と、菓子で一息。
230610清掃写真テント・幟

子供の希望者は、磯の生物観察もありました。

大きなフロート(カキ養殖イカダの浮き)がたくさんありました。

大きなフロートから計量を始めました。フロートが砕けたカケラも拾いきれない状態です。

230610清掃ゴミの計量

集めたゴミを前に記念撮影。

230610清掃集合写真

腰細浦海岸の清掃結果 6月10日 ゴミの量

A: カキ養殖の発泡スチロール    大12個   43.8

   カキ養殖の発泡スチロール小    7袋       11.8

B: カキ養殖パイプ           9袋        53.4

C: 缶                  1袋      1.5

D: ビン                       1袋       2.0

E: ペットボトル             2袋     3.7

F: その他                 3袋       20.1

       合計 23+12個  136.3

清掃が終わってから数人の人は帰り、自然観察会をしました。

今日は浜の植物の観察です。

浜でいちばん元気なのはハマゴウ、つるを伸ばして浜のゴミも覆っています。

腰細浦浜ハマゴウ

ハマゴウが少ないやや湿地に生えているのが、イワタイゲキです。

ちょうど、花が終わって実をつける頃になっていました。
イワタイゲキ一株

ずいぶん大きな株もあります。
イワタイゲキ大株

既に葉が紅葉している株もあります。
イワタイゲキ紅葉

生存競争で弱いらしく、宮島以外では滅多に見られないイワタイゲキですが、大きな特徴があります。

それは、鹿が食べないことです。鹿に限らず、傷つけられると乳液を出して、皮膚がかぶれます。
鹿に食べられないから、宮島で大きく育つイワタイゲキ、宮島らしい植物と言えるでしょう。

観察会を終えて桟橋前まで帰り、弁当をいただいて解散となりました。

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