宮島海路清掃② 青海苔浦海岸の清掃
宮島にある浜・海岸の半分以上は道がなく、船でしかいけません。そんなところにもゴミは溜ります。
今年も、エフピコ環境基金を利用して、9月23日(金・祝)に船をつかった青海苔浦海岸の清掃を行いました。
桟橋前で打ち合わせ後に2隻の船に15人が乗って出発。
海上には、大きなフロート(発泡スチロールでできたカキ筏の浮き)の残骸が所々に流れています。
浮いたゴミを避けながら島の南側へ回り、1時間近くかけて青海苔浦海岸へ到着、小船に乗り換えて数人ずつ上陸。
その条件が分かっていて、大人(の体格)の人だけができる作業です。
船の定員もあり、これまでの清掃参加者への連絡だけで募集しました。
浜には流木やプラごみなどが漂着しています。
上陸するとすぐに、散らばって行動。
ハマゴウが枝を伸ばす下には、ボロボロになった発泡スチロールが散らばっています。
曇り空でしたが、気温は30℃近くまで上がり、風はあまりありません。
休憩を挟んで1時間半の作業。
広い浜には、カキのパイプは余りありませんが、ペットボトルや缶が結構ありました。
絶滅危惧種のルイスハンミョウの観察もしました。
記念撮影のあとに、集めたゴミを船に積んで、1時間余りかけて桟橋へ着き、ゴミを集積場所まで運びました。
作業後のお弁当の味は格別でした。
2022.9.23(金)宮島・青海苔浦海岸の漂着ゴミの回収量
①A:カキ養殖の発泡スチロール 大6個 23.0㎏
小5個 2.5kg
8袋 9.0kg
②A:カキ養殖外の発泡スチロール 無し
B: カキ養殖用パイプ 1袋 6.4㎏
C: 缶 2袋 7.2㎏
D: ビン 1袋 5.5㎏
E: ペットボトル 4袋 6.2㎏
E: その他 4袋他 7.1㎏
金属(バーベキューセット・机) 8.6㎏
計 20袋他 75.5㎏