12月6日 清掃活動&自然観察 ②
宮島をきれいに
クリーン作戦 & 宮島自然観察 ②
を実施しました。
エフピコ環境基金助成事業2020の第2弾です。
12月06日(日)包ヶ浦海岸砂州の清掃活動
宮島桟橋前で受付を済ませ、会場で説明を受けてから、10時から活動を開始。
今回は、参加者69名に、スタッフ14名。家族で参加した人が多くいました。
コロナ禍の中、みんなマスクをして、海岸に散らばって、自然に還らないプラスチック類を回収して分類しました。
集めたゴミは、種類ごとに1つづつ計量して合計します。
集めたゴミ
A:①カキ養殖の発泡スチロール 6袋 18.2㎏(フロート大6.5㎏)
B: カキ養殖パイプ等 7袋 46.5㎏
C: 缶 2袋 5.5㎏
D: ビン 1袋 0.9㎏
E: ペットボトル 7袋 30.6㎏(約204本)
ボトル10本あたり150g換算で
F: その他 燃えるゴミ 7袋 21.5㎏
金属類 20.0㎏
合 計 30袋 143.2㎏
清掃最後に記念撮影
昼食後は、汽水池で保護しているシバナの観察と説明を受けて、絶滅危惧種の保護活動を学びました。
昔は日本中の海岸にあったシバナが、今は瀬戸内海では2、3か所しか無いとか。宮島の自然のシバナはシカに食べられてしまうので、シカ除けの柵をして保護。
今日は、その柵の修理です。
午後からは、大部分は場所を移動して、国の重要文化財に決まった紅葉谷川砂防庭園の見学です。
集合場所で、専門家から話を聞いて出発。
土砂災害の跡を、自然の石や地形を活かして作り上げた災害予防を兼ねた復旧工事です。
15か所の階段状の堰や、人工とは思えない川と谷を、専門家の話を聞きながら散策しました。