室浜海岸清掃と広大植物実験所の見学 結果
エフピコ環境基金の助成をうけた清掃活動 第9弾
2022年10月09日(日)「宮島クリーン作戦 ⑨ 室浜海岸清掃と広島大学植物実験所の見学」を実施しました。
室浜海岸は宮島の北側の海岸で、対岸から400m〜500mと、いちばん近い海岸です。
広島大学の宮島自然植物実験所の中にあり、実験所の許可をもらって、清掃します。
参加者37人とスタッフ12人が、車に分乗して30分、実験所の方2人に迎えられて、
10時には全員が会場に到着できました。
他に大野町漁協の人が5人、船で海岸に到着していました。
説明と注意事項を聞いてから、作業開始。
曇り空で、冷んやりした風が吹いています。
昨年の経験から、放置網を切る鎌も多めに用意して、浜に散らばってゴミを拾っていきます。
普段、人が管理している浜なので、ペットボトルや缶・ビンはほとんどありませんが、
砂に埋まった放置網や金網のようなものなど、数人がかりで取り組むゴミが多くありました。
漁協の5人とベテランスタッフ1人は、船で東隣の上室浜へ。
ハマゴウの間にからまった放置網を船へ引き上げながら回収します。
休憩では、差し入れのもみじ饅頭と、防災備蓄品のクラッカーを、飲み物と味わいました。
昼近くなって、時々、雨も降ってきます。
11時30分からは、大量に集まった網類の計量を開始、終わったのはほぼ12時でした。
最後に、雨がぱらつく中で、みんなで記念撮影。
弁当とお茶を受け取って、木陰や実験所の部屋で昼休憩。
12:50から約1時間は、実験所の中の室浜砲台跡を見学したり、植物観察をしました。
実験所のシンボル・カンコノキの葉を食べる蛾サツマニシキもいました。
午後は雨も止み、晴れ間も見える天気でした。
室浜海岸&上室浜海岸の清掃結果 10月09日 ゴミの量
A: カキ養殖の発泡スチロール 大2個+5袋 16.3㎏
A’: カキ養殖以外の発泡スチロール 1袋 1.0㎏
B: カキ養殖パイプ 1袋 6.2㎏
C: 缶 + D: ビン 1袋 1.4㎏
E: ペットボトル 1袋 1.0㎏
F: アサリ養殖用防魚網 52束 286.8kg
その他 3袋他 18.2㎏
合計 14袋+52束 330.9㎏